痛みの感じ方は人それぞれです。多くはありませんが、痛みを感じられる方もいらっしゃいます。

自毛植毛手術は、分類すると外科手術のひとつになります。そんため、極端なことを言えば、頭皮に傷を作ることになりますので、痛みを感じる可能性はあります。
それを防ぐために麻酔を使用したり、痛み止めを処方したりしていますので、大きな痛みを感じる方は、基本的におりません。しかし、痛みの感じ方は人それぞれですので、痛みを感じられる方もいらっしゃいます。特に手術当日の夜にチクチクした感覚をお持ちになられたり、麻酔のむくみを感じられたりする方はいらっしゃいます。

ただ、実際に手術をされた方からの感想で一番多いのは、痒みについてです。
自毛植毛手術では、移植毛の採取と移植毛を植え付ける際に頭皮に傷が出来ます。親和クリニックでは、マイクロパンチブレードという医療器具（0.5mm-0.6mmと国内最小級の超極小）を使って患者様の身体への負担が小さくなるようにしています。しかし、その小さな傷が治癒する過程で痒みが出ます。早い方で２～3日後から感じられるようで、手術した場所をひっかかないよう注意していたというお話をよくお聞ききします。