個人である程度AGAの進行状況を
判断する方法はありますか?
「ハミルトン・ノーウッド分類」と呼ばれる方法により、自己判断ができます。
「ハミルトン・ノーウッド分類」と呼ばれる方法により、
自己判断ができます。
最終的には、専門医師による判断が重要ですが、個人的に状況を把握する方法として、「ハミルトン・ノーウッド分類」というやり方があります。
これは、アメリカの医師であったハミルトンが作った脱毛のパターンをノーウッド医師が改訂したものです。
Ⅰ型…脱毛が始まっていない状態
Ⅱ型…生え際から進行し始めた状態
Ⅲ型…生え際から徐々に進行がめだってきた状態
Ⅲ型…(VERTEX型)Ⅲ型の状態に加え頭頂部(VERTEX)がO型に進行してきた状態
Ⅳ型…生え際から頭頂部にかけて進行した状態
Ⅴ型…生え際から頭頂部にかけて進行しつながっている状態
Ⅵ型…全体的にかなり進行している状態
Ⅶ型…Ⅵ型よりさらに進行している状態
と脱毛の状態を7つの状態で区分しています。
この分類は欧米人を対象にしたものなので、日本人などアジア人には若干そぐわないところもありますが、AGAの進行状況を把握するための指標としては分かり易いものです。
これを利用した具体的なAGAの診断基準は、こめかみのそり込み部分(角額)の先端が頭頂と耳の穴を結んだラインより2cmを越えて後退しているかいないかになります。
2cmを越えてい後退している場合は、AGAであり、そうでない場合は、AGAでないもしくは、まだAGAでないということになります。
これはあくまで簡易判断のための方法ですので、気になる方は専門医師に相談することをお勧めします。