コロナもあり、最近の薄毛の悩みに変化はありますか?
コロナ禍での薄毛相談の変化について伺ってきました。
ここ2年、今までの世界とは何もかもがかわってしまったように思います。薄毛の悩みをお聞きになっていて、何か特別な変化はありますか?
新型コロナウィルス感染症だけが原因とは言い切れませんが、変化はあります。
学校や職場、すべての生活に変化をもたらした新型コロナウィルス感染症。その変化はやはり、薄毛専門クリニックへの相談へも現れています。
特徴的なものとしては、在宅勤務、リモートワークに関連するご相談で、生え際が気になるので、自毛植毛手術を受けたいというご相談です。
リモートワークになって他人との接触機会が減少したので、薄毛に代表される見た目のストレスは軽減されたのではと考えていました。しかし、実際はZOOMなど遠隔会議が頻繁に行われるようになり、画面上で自分の顔をアップで映す機会が増え、詳細に顔を参加者にみられることが多くなったというのです。そうなると今まで気にならなかった自分の生え際が気になりだし、鏡を見るように画面に映る自分の顔を見ることが大きなストレスになってしまうというわけです。
確かに画面越しの会話では、目元や生え際の印象が大きくなります。女性はアイメイクに力を入れるようになったという話も聞きますので、ご相談者の悩みは、特別なものではないように感じます。
また、最近は3%とほどですが、女性の相談も増えています。女性の相談で特徴的なことは、より美しくなるために自毛植毛手術を利用しようというご相談です。これは特にコロナウィルス感染症の影響とは言えませんが、特徴的な変化だと感じますので、ここでご紹介をします。
男性の相談は、薄毛で悩んでいて、そのマイナスを解消するような相談が多いのですが、最近の女性の相談は、特に薄毛で悩んでいるから手術を利用したいというものだけでなく、生え際の手術をすることで、小顔効果を狙ったり、ヘアラインに丸みをつけて女性らしい柔らかい印象にしたりするという自毛植毛手術です。
これは、言ってみれば美しくなるための薄毛治療という男性のご相談ではなかった考え方のように思います。