A. 根本対策である自毛植毛の方が、費用面を含めて有効であると思います。

増毛は、一時的な対策です。一度やって完了というものではなく、定期的にメンテナンスが必要になります。それに比べて自毛植毛手術は、根本対策であるため、一度手術を行えば、それでOKです。
髪がぬけても抜け替わります。清潔に保つため、洗髪は必要ですが、その他特別なメンテナンスは必要ありません。手術に抵抗があるようですが、身体への負担も大きくなく、日帰りで行える手術になりますので、前向きに検討をいただければと思います。

また、費用について短期的には、増毛と比べて自毛植毛手術は高くなります。
しかし、長期的なコストを比較するとランニングコストの差で、増毛と比べて自毛植毛手術は割安になる傾向があります。

親和クリニックでは、10年間の生涯コストを薄毛対策別にまとめています。
薄毛治療で生え際に産毛が？太く丈夫な髪に育つまでの流れとは (shinwa-clinic.jp)
https://shinwa-clinic.jp/about/drcolumn/77/

これによると自毛植毛手術で1000株（2000本～2500本）移植した場合の費用は1年で約121万。10年経ってもこれ以上はかかりません。逆に増毛の場合は、1年で約50万。10年で約500万の費用が掛かります。

このように自毛植毛手術は、長期的に考えれば割安な薄毛対策と言えます。
「髪は長い友達」というキャッチコピーがあるよう、長期的な視野での判断が必要なのではないでしょうか。